Introductionご挨拶

皆様、初めまして。パーソナルトレーナーのKUMIです。

皆様、初めまして。横浜で10年以上パーソナルトレーナーとして活動しています、KUMI(くみ)と申します。このページを見てくださったという事は少しでも興味を持ってくれたという事で、大変嬉しく思います。

トレーナーページにも簡単に紹介を書きましたが、こちらのページでも自己紹介を兼ねて少し私の事をお話ししたいと思います。私は大学生の頃、当時やっていたスポーツの競技力向上のため無料で施設を使いたいという不順な理由から(笑)フィットネスクラブでアルバイトしており、その時にパーソナルトレーナーという職業に興味を持ちました。卒業後にすぐにトレーナーの資格を取り、もう気づいたら10年以上パーソナルトレーナーをやっており、担当したお客様は1000人以上はいるのではないでしょうか。

初めはザバススポーツクラブから始まり、ライザップ新宿店・横浜店の立ち上げ、その後当時の仲間と横浜で独立し某パーソナルジムで働いたのち、今度は夢だった自分のパーソナルジムを持ちたくて横浜に3RE≡BODYを女性の同僚と一緒に立ち上げました。

パーソナルジム3RE≡BODYは沢山のお客様、一緒に働いてくれたトレーナー達のおかげで2022年の時点で7周年を迎えることが出来ましたが、この7周年を機に事業譲渡し新たな1歩を踏み出すこととに決めました。

きっかけは2020年頃から起きたパンデミックとその翌年に亡くなった愛猫の死です。パンデミックが起きてから悪い事しか起きず、愛猫の死があり更に絶望しました。ですが、友人から愛猫が悪いものを持っていってくれたんだよという一言で、もう一度頑張ろうと決め、それからは色んなことにチャレンジする機会を頂けました。

その中でまた1人で自分の理想のジムを作りたいという思いが強くなり、StrongGoddessを始めました。Strong Goddessは強い女神という意味です。私は女神なんて太刀じゃありませんが、男性社会であるパーソナルトレーナー業界の中で活躍できる強い女性になりたいという想いで名付けました。その名に恥じぬように肉体も精神も力強く頑張っていきたいと思いますので、暖かく見守っていただけれた嬉しいです。

夢の世界チャンピオンになった日。

私は過去に様々なスポーツを経験してきましたが、社会人になってからベンチプレスという競技をやっております。ベンチプレス競技に出会ったのは、ちょうど社会人になってライザップで働き始めた頃でしょうか、たまたま通っていたスポーツクラブのマネージャーが競技をやっていた方で「君ベンチプレス強いね〜」と誘われたのがきっかけです。

その時は大会に出るという程ではなくて、ただトレーニングでベンチプレスが好きだという気持ちしかなかったのですが、ライザップを退職し独立したのをきっかけに大会に出たら自分の売りになるのではないかと考え、恐る恐る神奈川県の大会に出たのが約10年の話(2023年現在)です。その初めて出た大会でスタッフをしていた人に世界チャンピオンを目指さないかと誘われ競技の世界へと飛び込んで行きました。

初めて世界チャンピオンになったのは競技を初めて3年目のことでした。仕事をしながら毎日練習し、当時は運も味方し、競技を初めて最短で一般部門(年齢無制限の部)の世界チャンピオンになる事ができました。当時は日本女子では女子の重量級で勝つことは厳しいと言われており、過去に世界チャンピオンになった人はおらず、私が初めてでした。

私が重量級を選択したのは競技を始めた当初、日本で私の階級で強い人がおり、全日本選手権で優勝したくて重量級にすることにしました。トレーナーとしては重量級はどうかと思ったのですが、どうしても優勝したい気持ちの方が勝ってしまったというのが正直なところです。

ただ世界を見るとベンチプレスというのは、重量級こそが花形であり、重い重量をあげる姿がとてもかっこよく、自分もそうなりたい、日本女子でも重量級で戦える!それを見せたいんだ!と思うようになり、今では重量級であることに誇りを持っています。トレーナーなのにとか、ただのデブじゃんと言われることも少なからずありますが、トレーナー資格も持たない、定期的にトレーニングをしてない、スポーツ競技で世界チャンピオンになってこともないトレーナーよりも、自分には価値があると思っております。

話がそれましたが、一度目の世界チャンピオンにってからは中々世界では結果を出すことが出来ませんでした。沢山練習しても結果が出ず、今では誇りを持っている重量級でも、当時は私には向いてないのではないかと悩んでいた時期がありました。そんな中でパンデミック、愛猫の死と絶望をしていた時に、愛猫のためにもう一度だけ頑張ろうと決め、2022年パンデミック中の世界大会に出場し、接戦の後に優勝する事ができました。

その日の事は今も忘れられません。まぐれだと言われた一度目の世界チャンピオンからの長い日々と辛かった思い出、色んな人の助けを借りましたが今度は実力とただ少しの運で掴み取った金メダル、色んなものが込み上げてきました。

世界チャンピオンは簡単になれるものではありません。色んなものを犠牲にして毎日毎日続けた結果ではありますが、それをしたからと言って皆んながなれるわけではない、だからこそ価値があります。私は最高の舞台で、最高の瞬間、最高の思い出、それを経験したことがある人だけが伝えられることがあると思っております。

最高の日を作ってくれた人達に感謝をしながら、また毎日仕事に練習に、更に精進していきます。私のジムにいらした際は是非金メダルを見ていってくださいね。

女性トレーナーが輝く時代を作りたい。

このサイトにたどり着いた皆様の中では、女性トレーナーを探していたいう方も多いのではないでしょうか?パーソナルトレーナーは約7割が男性、約3割が女性ですが、パーソナルトレーニングを受けるお客様は6割近くが女性のお客様で、私が運営していたパーソナルジムでは女性のお客様は可能であれば女性トレーナーを希望する方が大変多かったのです。

私はこのジムでの活動の中で、今後、もっと活動できる女性トレーナーを増やしていきたいと考えております。ですが、トレーナーは男性社会ですので、女性トレーナーを馬鹿にする人も多いのも事実です。それは一部の女性トレーナーが露出をしたりしてお客様を集めたりしたり、トレーニングを積んでないので補助ができなかったりとするので現状は仕方ないと思っております。また女性トレーナー自身も女性特有の悩みがあったり、高重量の補助なども加わり男性より肉体的に辛いことも多いのもまた事実。また結婚や妊娠、出産などの長期離脱期間に代行してくれる女性トレーナーが見つからなかったり、それに伴いお客様も辞めてしまったりして、トレーナーとしての復帰も厳しくなります。その為、女性が長くトレーナーとして活動していく人はあまりいないような気がします。

また年々、トレーナーの質の低下を感じ、お客様のパーソナルトレーナー選びもより重要になってきております。昔はどのスポーツクラブも資格無しや経験無しでは雇ってもらえませんでしたが、今では資格無しや経験無しでも採用してくれる会社が沢山あります。それは色々な会社がフィットネス業界へ参入し、パーソナルジムが沢山増えたことでトレーナーが大量に必要になったからです。またパーソナルトレーナーは必ずしも資格が必要な職業ではありません。昨日までトレーニング未経験だった人が「私はパーソナルトレーナーです」と名乗れば、経験がなくとも今日からパーソナルトレーナーになれるのです。そういった人を採用している会社も悪いとは思うのですが、一部のパーソナルトレーナーは「稼げそう」という理由から知識もないのに片手間で始めたいといった人も多くいるので、利害は一致してしまっているのです。私が一番タチが悪いと感じるのはパーソナルトレーナーなのに目標や目的を持って定期的にトレーニングをしていない人が一定数いる事です。

お客様の中には、入会したジムで経験不足なトレーナーにあたってしまったり、インスタ投稿の輝かしさに騙されてパーソナルの依頼をしてしまい、結果的に思っていたのと違う・・・理想に近づけてない・・・など満足できる結果にならなかったという方が沢山います。実際に私に依頼をしてくるお客様はそういった人も大変多く、同じトレーナーとして心苦しく申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

そこで私は、まず分母数が少ない女性パーソナルトレーナーを増やし、なりたいと言う人や続けたいという人を支援し、しっかりと知識や経験を持って指導できるトレーナーを育てていきたいです。また男性社会のトレーナー業界でもっと働きやすい環境にしていく事、また女性トレーナーを求めているお客様が良い女性トレーナーに出会えるようにする事、それが10年以上女性パーソナルトレーナーとして活動してきた私達に出来る事なのではないかと考えました。

私は沢山の女性トレーナーが長く活動できるように「StrongGoddess」を通してサポートをしていき、新たなパーソナルトレーニングを形を作っていきたいと思います。